谷川 徹三氏書 




日本陶芸倶楽部で作陶を楽しむアマチュア陶芸家の作品展。
アマチュアならではの多彩な作品が展示されるとともに、
著名作家による作品審査や来場者による人気投票が行われる。
作陶会・お茶会を同時開催。
晩秋の二日間、多くの方々にご来場いただきました。



在籍三十有余年の大ベテランから子供教室のちびっ子まで、292名、419点におよぶ陶芸作品は多種多彩。日本画作品11点を加えての会場は、熱心に見入る来場者の熱気で室温も上り気味。当倶楽部インストラクターによる列品解説は、来客にはもとより出品者にも勉強になるも のでした。




会員作のお道具に加え、本年は特別に陶芸作家 の花生、水指、茶碗等を取り合わせてのお茶会。 有志によるおもてなしに、茶席は初めてという方達もなごみ、うちとけた雰囲気でお茶を愉しんでいただきました。





手びねり成形に加えて、素焼き素地への絵付けや電動ロクロ体験……。会員がご自身のお客様を指導する場面もあり、多くの来場者に作品鑑賞に加え、作る愉しさを体験していただきました。







本年度審査員 島岡達三 三浦小平二 徳田八十吉 前田正博 栗原直子  (敬称略)





人間国宝 徳田八十吉先生。
「加賀の工芸と九谷焼」について、 スライドを交えお話しを伺いました。

講演会終了後は、同会場にて受賞作品発表懇親会。 創立満三十五周年の本年は、当倶楽部在籍三十有余年の会員 15名がアマチュア陶芸家の模範として表彰されました。 受賞作品発表では、各賞ごとに溜め息、歓声、そして拍手。 6名の陶芸家を含むゲスト共々、同じ趣味を持つ仲間同士 陶芸談義に花を咲かせました。




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